2023.7.20 中小企業家サミット2023開催
2023.7.20
中小企業家サミット2023(第27回 東京経営研究集会)が新宿のNSビルで開催されました。
テーマは「R」…Raise your FLAG(旗を掲げよう!)を合言葉に、コロナ禍でそれぞれが振り返った想いや考えを共有するサミットでした。
「R」で始まる英単語は、「Rock(揺さぶる)」「Reboot(再始動)」「Rainbow(活かしあう)」「Reborn(再生)」「Ripples(波紋)」「Remarkable(突き抜けている)」「Reversal(逆転の発想)」そして、「Rinen(理念)」と多く存在します。
それぞれの想い(旗)のもとに、仲間が集まり、繋がり、共感して頼りにする、そんなサミットを目指しました。
【基調講演】「ReBOOT! 今こそ再始動~外食王に聞く!未来を拓く7つの質問~」
講師:臼井 健一郎 氏 株式会社 U.RAKATA 代表取締役社長
とんかつ・カツ丼専門店「かつや」で知られるアークランドサービスホールディングス㈱で
現場の店長からたたき上げ、営業統括部長を経て、2006年には社長、2014年には会長就任。
グループ売上1000億円を見据えるまでに成長させながら、2021年退社・独立を決断。
現在は、”食・文化・芸術を通じ、人々の生活をより豊かにする空間と環境を作る裏方に”を
テーマに、飲食店やカフェの運営、スタジオやギャラリーなどの新規事業を手掛ける。
「挑戦する領域」を決める前に、「挑戦しない領域」を決めることが大事!
…中小企業は、闇雲にさまざまな分野に挑戦しても、大手企業には勝てません。
限られたリソースのなかで、何に投資し、どのように新規顧客を獲得していくのか考える必要
あります。「親和性のない領域」「理念の異なる領域」「勝てない相手のいる領域」などを
まず除外することで、進むべき領域がぼんやり見えてきます。そのうえで、マーケットを調査
し、拡大余地があるのか見極めます。その際、投資の上限を決めておくことが大切です。
新しい挑戦には、リスクがあり、失敗する可能性も考え、補填できる範囲内での投資を行うべき
です。これまでのさまざまな経験から得たこととともに、今後の夢についても、力強く語って
いただきました。
「日本の屋形船をフランスのセーヌ川で運行したい」という臼井氏、きっと実現されることと
思いました。
【分科会】
【懇親会】 30階ホールにて
サミット2023は、伊藤 博通実行委員長のもと、西部協議会を中心に企画・運営されました。
南部協・品川支部からは、木下 直登 氏と吉元 康裕 氏が実行委員として参加していただきました。
お疲れさまでした。