2024.3.18(月) 3月例会「障がい者が役に立つ? 福祉と経済の融合で、新しいビジネスモデルを目指す」

後援:女性部・多様性委員会

2024.3.18

品川区立中小企業センターにて、品川支部3月例会(女性部および多様性委員会後援)が開催されました。

2023年度最後のテーマは「多様性」。
大阪同友会の副代表理事でもあり、東大阪市で障がい福祉サービス業を行う
NPO法人 発達障害サポートセンター ビュア 理事長である檜尾(ひお)めぐみ氏より
「障がい者が役に立つ?! 福祉と経済の融合で新しいビジネスモデルを目指す」と題し、ご報告いただきました。
他支部およびビジター様含め80名もの多くの方々がご参加くださり、心より感謝申し上げます。


檜尾さんご自身が障害のある子の母となり、社会的弱者となったことでの気づきからチャレンジが始まります。苦闘のなかで巡り合った一冊の本、医師との出会い、そして、コミュニケーションの「見える化」。イラストや図を活用し、見える化することで、「伝えたいけど伝えられない」「伝わらない」が解決し、双方向でのコミュニケーションの実現、親子の関係性が改善されていきました。親として、このツールで同じ悩みをもつ人たちにも共有したい…から始まった親の会、そしてNPO法人設立。
事業規模拡大とともに、正社員の雇用、新施設の建設、行政との連携、奈良県明日香村での「あすかファクトリー」オープン、観光農園計画と檜尾氏の挑戦は、信頼できる仲間とともに、これからも続きます。


コミュニケーションツールの紹介や衝撃的なエピソードもお話いただき、檜尾氏の熱い想いを感じつつ、あっという間の報告でした。グループ討論では、「時代の最先端を行っている」「福祉と経済の融合って、切り離しがちだけど、そういった考え方から見直す必要がありそうだ」「愛がある」「障害者雇用をしなければいけないという意識は否めず、どこか他人事に接していること反省したい」などなど多くの感想や気づきがありました。


ただ、「想いだけじゃ、経営はできない。」檜尾氏は仰います。ご自身のリアルな経験からの言葉には説得力があります。(そんな檜尾氏も、今では、数字の鬼と呼ばれているそうです。笑)
そして、学びのキッカケ、研修の受入れ先、商品開発での連携など「同友会」との出会いも理想的です。こうして、大阪と東京のご縁にも感謝です!!

そして、和福飯店での懇親会も大変盛り上がりました!!

ご参加いただいた皆様、そして、お忙しいなか大阪からお越しくださった檜尾さん、
本当にありがとうございました。
またお会いしましょう!!

なお、2024年6月13日(木)~14日(金)には、 第27回女性経営者全国交流会「一人ひとりが輝く未来~大阪から始まる新たなHistory」が大阪(会場:スイスホテル南海大阪)にて開催されます。
こちらも楽しみです!! 参加方法は事務局までお問い合わせください。


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